Appleが MacBook ProとAirPodsの新製品を出しましたね!
新製品発表のたびにAppleEventでのプレゼンで謎に思っていたのが
Apple社員のプレゼンの服装!
ティムクックなど、男性陣のプレゼンの服装はジョブスそっくりで、
まるでスティーブ・ジョブス亡き今も、ジョブスが生きているかのような錯覚を起こします。
でも改めて奇妙さを抱くんですよね、
みんな私服じゃ無いですか・・・
Appleの社員がスーツを着てたらNGなのか?
それぞれに個性ある私服ならまだわかるのですが、大抵男性陣はジーンズに紺色のシャツもしくはポロシャツといった感じでいかにもジョブスの踏襲・・
統一感もあるし、ザ・アップルといった感じでいいのですが
それはそれで宗教っぽくてどうなの?とも思っちゃう自分がいて(私はMacユーザーです!)
ということで今更ながらApple社員さんの服装やポリシーやApple(シリコンバレー)の服装の当たり前についてリサーチして見ました!
Apple男性社員のプレゼンの服装がジョブスっぽい!
まずこちらがスティーブ・ジョブスさんのジョブススタイルと言われる服装です。

ジョブスさんといえばこのスタイルですが、いつも同じ服装を着ている理由はミニマリストと同じ考えで、
- 色々な服を買うコストを節減
- 迷う時間を節約したりする効果追求
- 私服で仕事をするよりも制服があったほうが、決断エネルギーを節約できる
などの理由が同じ服を着る理由だそうです。

それにしても、社内規定でない限りせめて色とか素材とか、もうちょっと違っていてもいいのでは?
と思うのですが、生前のジョブスさんとティムクックさんは、双子のようにそっくりな服装を着てらっしゃいます。

それはジョブスさんが亡くなられた後も変わらず、現在もティムクックさんはジョブス風の服装でプレゼンをされています。

さらに他の男性社員もこのようなジョブススタイルでプレゼン。


ここまでくると、服装の関する社内規定があるのか制服指定でもあるのか??と思ってしまいますね・・・
AppleStoreの従業員はユニフォームで統一されている!
白のリンゴのシンボルが付いたエレクトリックブルーから スペースグレイ。
Appleの社員の服装って決まってるの??スーツはNG??

ここまでくると、appleでスーツを着ていたらかえって浮いてしまいそうな感じがしますね!
実際Apple社では服装について規定や暗黙の了解みたいな共通認識はあるのでしょうか?
調べて見たところ、一般的にシリコンバレーではカジュアルな服装で仕事をすることが普通なようです。むしろカチッとスーツを着ていたら浮いてしまうとのこと。
Apple社についても社員はとてもカジュアルな服装で働いていて、ブランド物のスーツを身につけている人はいないそうです。
しかも、皆さんラフな格好をしているけどもスポーツを嗜んでいて体もしまっていて容姿が整った人が多いそうです。
働く服装がカジュアルだからと言って高級なものに無頓着というわけでもなく、外では高級外車や高級自転車を乗っていたりするそうで、やはりシリコンバレーのエリートと言った感じです。
日本のApple社では服装はどんな感じなの?
日本ではどうかというと、日本のApple本社も外資系の雰囲気で、服装規定もかなりゆるくて、職場ではキャップを被っている人やハーフパンツで働いている人もいたようです。
自由な服装の背景にはApple社のプレゼンの「スーツはMacを売るのか?」という言葉があるようで
「スーツがMacを売ってくれるわけではなく、知識や話術と提案力でお客様に納得してもらう」
という考え方があるそうです。
ではスーツは来ちゃダメなの?
という点に関しては実際にappleで現在働いている人の意見を聞きたいところですが、リサーチした中で推察するに、
多様性を認めるAppleですのでスーツがいけないとは言ってないのでしょうが、他の人が自由な服装の中でスーツを着ることで返って浮いてしまうため、多数に合わせる日本の考えでいうとスーツを着ることはは逆に考え難いという状況もあるのではないでしょうか。
多様性を認めるAppleの考え方の象徴が、ジョブスのスタイル(ジーンズとTシャツ)と重なり、ラフでシンプルな格好はAppleのブランドイメージにもなっていますが、
本当の意味で服装が本質的な問題ではないのなら、スーツを好きで着てる人がいても良さそうですよね・・・
これについてはこんな一文が・・・(やっぱりスーツはダメなの??)
2012年頃に代表が米国本社の方に代わり、このタイミングでグイッと外資系の雰囲気に一転します。象徴的なのは、「スーツはMacを売るのか?」という一文は当時の代表が社内向けプレゼンで打ち出していたスーツ着用しない方針について説明する際に使っていた表現です。
なぜジョブスっぽい服装?!理由はブランドイメージ?
下記の写真はApple本社の写真かと思われますが皆さん紺色づくめです。

そもそもジョブスさんがジョブススタイルになった背景には、しっかりとジョブスさん自身の理由があり
- なぜイッセイミヤケのタートルネックを着ているのか、
- なぜ紺色を選んだのか
- なぜそのジーンズなのか
一つ一つの選択の中にジョブスさんの人生や哲学・思想が詰まっています。
ですが、もしジョブススタイルとして、この紺色がAppleのスタンダードになっているとしたら、何の面白みもないと感じてしまいます。
そう思うと、紺色のタートルとジーンズのプレゼンスタイルがかっこよかったのは
それがジョブスのオリジナルだったからではないでしょうか??
ジーンズと紺のタートルはジョブスだからこそ!踏襲だとマンネリ!
Appleの社員やストアのスタッフがユニフォーム的に紺色のTシャツを着ていたりしているのは、ブランドやチームとしての一体感があり分かりやすくていいのですが・・・
プレゼンの時にジョブスさんみたいな紺色のた服を着ている、もしくは自分の好きな服を着ている、普通の普段着をきている・・どんなパターンをとっても、ジョブスさんのような強い個性とオリジナリティがないと、「真似」もしくは「ただそういう服の趣味の人」という印象にしかならないと感じます。
Appleのブランドイメージがカジュアル服装もしくは、紺色とジーンズだということで、顧客から受け入れられやすい側面もありますが、かえってマンネリを感じている自分がいるわけです。
やはり、ジョブスさんの様な強烈な個性をどこかで求めてしまいますね!
ジョブスさん亡くなった今、誰が紺色の服とジーンズを着ようと、カリスマ性の象徴とはならないな、と感じた今日でした。
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