「緊急車両24時」に救命救急医の番匠谷友紀さんがVTR出演されていました。
とても綺麗な女性で、美人で華奢な女性が救命救急医として現場でバリバリ働いている姿はまるでドラマ「コードブルー」をみているようで、とても印象に残るものでした。
そんな番匠谷友紀さんのプロフィール、気になりますよね。
救命救急医になった経緯や思い、医師としての経歴やご結婚のことなど、気になるプロフィールをまとめました。
番匠谷友紀さん《wiki風プロフィール》

本名 | 番匠谷友紀(ばんしょうたに ゆき) |
出身高校 | 聖母学院高等学校 |
出身大学 | 滋賀医科大学(平成17年卒業) |
在籍 | 2005年 京都第二赤十字病院 研修医 |
2007年 京都第二赤十字病院 救急科 | |
2010年 公立豊岡病院 但馬救命救急センター | |
公立豊岡病院 但馬救命救急センター 医長。 【専門】 救急医学,集中治療学, 救急・外傷外科学。 【認定】 日本救急医学会救急科専門医 日本集中治療医学会専門医 日本外科学会専門医 日本DMAT隊員 日本航空医療学会認定指導者。 |
番匠谷友紀さんは2012年に同僚の看護師・番匠谷勝一(旧姓・米田)とご結婚されお子さんもいらっしゃるようです。
現在結婚し、出産後も公立豊岡病院の「但馬救命救急センター」で働いている現役の女性救命救急医です。
2018年の記事によると、医長を務めてらっしゃるようです。(現在はポジションが変わっている可能性も)
番匠谷友紀さんの務める「但馬救命救急センター」について

・国内トップのドクターヘリ搬送件数を誇る
・年間に受け入れるドクターヘリの搬送は2000件を超える。
・”日本一忙しいドクターヘリ” としても知られているセンター
・(番匠谷友紀さんはセンター立ち上げ当初からのメンバー)
番匠谷友紀さんの学歴
京都聖母学院高等学校

番匠谷さんが卒業された京都聖母学院高等学校は中高一貫の女子校です。
偏差値も「私立/女子/偏差値 62」と優秀な学校です。
語学にも力を入れているようで、番匠谷さんも高校の頃留学をされたのではないでしょうか。
もしかしたら教育熱心で平均より裕福なご家庭で育ったのかもしれませんね。

【京都聖母学院 中学校・高等学校】
〒612-0878 京都府京都市伏見区深草田谷町1
滋賀医科大学

滋賀医科大学の偏差値は65.0で医師国家試験合格率は90%(合格率 60位/80校)とのこと。
こちらの大学で最初は産婦人科医を目指していたそうです。ちなみに大学の頃はバスケ部に所属していたそうです。
けれども研修医の時の経験がきっかけで京都の救命センターで働き出したのが番匠谷友紀さんのいまにつながっていきます。(後述します)
〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
番匠谷友紀さんの経歴・救命救急医になった経緯

「もともとは産婦人科志望でしたが、研修医時代に受け持った患者さんが、出血性ショックを起こして亡くなってしまったことがきっかけで救急の世界に入りました。本来なら、急いで点滴や輸血をしなければならないところ、その時の私はどうしていいか分からず、上の先生が処置されているのを見ている以外出来なかったのです。それが悔しくて研修終了後、救急の勉強をしようと、京都の救命センターで働きはじめました。
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
この時の苦い経験をテレビで語っているシーンがありました。
「患者さんに絶対に赤ちゃんを抱かせてあげたかったのに、
抱かせてあげられなかった後悔があって
家族の気持ちを知っている者として
医療人としてじゃないかもしれないですけど 泣いちゃいました」
(TV 緊急車両24時より・2021年6月13日放送)
京都の救命センターで働いて1年間だけ勉強して、また産婦人科に戻るつもりだった番匠谷さんは、「辞めたくなくなるぐらい救急の仕事が好きになってしまい、今に至っています。」と語っています。
そして、現在 在籍している「但馬救命救急センター」に勤めることになる経緯は、センター長である小林誠人氏との出会いがきっかけだったそうです。
番匠谷氏は8年前、同センターのセンター長・小林誠人氏の要請を受け、センター立ち上げメンバーとして赴任した。あらゆる医療現場の中で、最も過酷と言われる救命救急は、屈強な男性でも音を上げる職場。そんな世界でも彼女は決して逃げださず前を向き、患者を救い続けてきた。
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
2010年に小林誠人氏(センター長)と千里の救命センターでの短期研修で出会い、指導していただいたご縁で、センター立ち上げの際に誘ってもらったことを機に、当時勤めていた京都の病院(救命センター)を辞めて現在の「但馬救命救急センター」の立ち上げメンバーとなったそうです。
番匠谷友紀さんの性格や救命救急医としての素質

・学生時代は体育会系で体力も根性も自信あり
・弱い人の力になりたいという正義感の強さと奉仕の心
「産婦人科医をめざしたのは、女性の味方になりたいと思ったからでした。小学生の頃は剣道、中高は陸上の短距離、大学ではバスケ…というようにずっと運動部に在籍し、女性としては結構体力も根性もあるほうでしたので、弱い人を守ってあげられるのではないかと思いました。
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
・医療人としての責任感の強さと強い向上心
それなのに、出血性ショックに陥った患者さんを助けてあげられなかった。そのまま自分が産婦人科の道に進んでも、また同じようなことが起こり、また助けられないだろう。そうしないために、救急を学びに行きました。
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
でも救急に行ったら行ったで、外傷の患者さんや重症の感染症の患者さんなど、その時の自分の実力では助けてあげられないことが結構ありました。
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
それで、もっと勉強して、次はちゃんとできるようになりたい、こんな重症の人も助けることができるようになりたいと思うことがどんどん増えてしまい、結果、救急医をずっと続けることになりました」
・役割意識の高さとチームプレーの意味をよくわかっていること
病院前診療は、院内での治療につなげるためのもの。つなぎですから、いかに円滑に院内につなぐかが大事。歯車の一部を担うため、周りを見ながら回していくことに努めていたので、外だから不安ということはありませんでした。特に、怖さもなかったですね。
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
・師を見て学ぶ力
・現場では何が大事かハード面とソフト面を理解していること
「スキルじゃないですが、センター長を見ていて感じたのは、救命士さんとのコミュニケーションが大事ということ。救命士さんのお名前を、ひとり一人覚えるというところから始めました。病院前診療を一緒にやって行くなかで、『救命士さん』と呼びかけるのではなく、ちゃんとお名前を呼んで『これこれしてください』と言うのでは全然違うのです。
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
・現場での状況判断をする冷静さ、現状把握能力の高さと、人に指示する力(人を動かす力)
全体を見て、必要なモノをぱっと的確に判断する、指示するというスキルが、病院前に出る人間には必要だと思っています」
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
・仕事が好き(医療バカ・本人談)で、ハードワークにも精神を壊すことなく、精力的に仕事に向かう前向きさをもっている(体力的には大変だが)
ハードでした。シャワーも浴びず、頭とかベタベタの状態で朝8時~5時とか、夏なら6時とかまでヘリに乗っていたので。終わった後はもう疲れて。病院から家に帰る力が残っていなくて、そのへんで行き倒れていたこともあります。・・・ただ昔はそれが当然と思っていたので、あまりしんどいとは感じていませんでしたね」
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
まっすぐな方ですよね。
番匠谷友紀さんの結婚・旦那さんやお子さんは?

旦那様はフライトナース
番匠谷さんは、(ここまで読まれた方は御察しの通り)自称「医療バカ」。
同業者の方意外と話をするのが苦手な上、人見知りで合コンの経験もないとか。
ですので結婚するなら同業者でないと無理だなと考えていたそうです。
そんな番匠谷さんの旦那さんは、番匠谷さんが元々いた京都の救命センターからの同僚、米田勝一さん。米田勝一さんも「但馬救命救急センター」の立ち上げスタッフとのことで、お二人は仕事仲間としてお互いを尊敬しあっていて、今もご家庭でも仕事の話をよくされるそうです。
お互いに相手の仕事のことをよく分かっているので番匠谷さんも助かっているそうです。
米田さんは医師ではなく看護師でフライトナースとのこと。ナースは患者さんのそばに一番長くいるので、番匠谷さんも、気になる患者さんのことを聞くなど、とても助かっているそうです。
「そうですね、いいことだらけです。なぜなら仕事が好きだから。家で仕事の話をするのは苦痛じゃなくて、好きだから。
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
職場でいやなことがあっても、家で米田君に話しを聞いてもらうことでストレス発散できるので、メリット以外何もないです。彼は全部、分かってくれているので。いい人を見つけました(笑)」
夫婦揃ってとても仲が良く信頼し、尊敬しあっていることが伝わってきますね。
番匠谷さんのお子さんは?
産休を取っていらしたのでお子さんもいらっしゃるようです。
仕事も育児も家庭もいろいろあってもへこたれず旦那様と協力して生活していそうですよね!
2019年に育休を取っていて、2021年の救急医療のテレビでは前線で働いている様子が流れていたので、お子さんのことが落ち着いてからは再びバリバリ仕事をしているということですね!
「私自身も、実際、救急医でこういうふうにバリバリ働いていて、妊娠、出産をして、そのあと帰ってきた人とか見たことなくて。後輩たちのためにも、きちんと休むところは休んで、できないことはできない、でもその中で、これはやりたいとか、そういうのをしっかり話し合って、いいシステム作りに、今後、貢献できたらと思います」(育休中の医師・番匠谷さん)
引用:https://www.asahi.co.jp/cast/contents/sp_201902.html
女医さんには出会いがなかなかない(職場以外に)と言いますし、独身でもいいですが、番匠谷さんのように仕事も家庭ももてて理解し協力し合えるパートナーと生活することができたらもっと人生が豊かになりそうですね!
働く女医さんや、女医を目指す方のよき事例ではないでしょうか。
「救急は続けていきたいです。できれば,どんどんパワーアップしたい。でも、フライトドクターをいつまで続けるかや、どんなスタンスで救急を続けていくかは、今はわかりません。子どもが出来たら変わるかもしれないし。未来予想図はわからないですけど、カッコイイ救急医でいたいと思っています」
引用:https://www.joystyle.net/articles/549
番匠谷友紀さんの年収は?
2014年に配布されている公立豊岡病院の組合広報誌・第59号で公開されている職員の給与の状況を参考に年収を出すと、
医師(平均41歳)の平均月額給与は約45万円
単純計算で45万(月収)×12ヶ月=540万
これに手当てをつけると、
期末手当2.6ヶ月分(117万円)
勤勉手当て1.35ヶ月分(60.75万円)
国の期末手当2.6 ヶ月分(117万円)
国の勤勉手当て1.35ヶ月分(60.75万円)
…手当て合計355.5万円
ということで一番少なく見積もったところで 540+355.5=895.5万円(年収)
番匠谷さんは医長も務めてらっしゃり、後輩を育てる立場も担っています。
年収は1000万は超えているかと想像されます。
いずれにせよ、高い能力と経験値、体を酷使されるお仕事ですのでこういう大変な医療現場を切り盛りする方々が高収入を稼げるとともに、多くの優秀な医師が誕生する社会であってほしいと感じますね。
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