2021年、第74回カンヌ国際映画祭の、長編コンペティション部門に参加した「ドライブ・マイ・カー」で濱口竜介監督(42)と共同脚本の大江崇允(たかまさ)さん(40)が脚本賞を獲得しましたね!
日本作品での脚本賞受賞は史上初めてとのことで、すごいです!
今回監督をつとめ、脚本にも携わった濱口竜介監督、一体どんな方なのでしょう_?
調べて見たらやはりなかなか凄い経歴を持った方でした!
それでは一緒に見ていきましょう!
濱口竜介監督の経歴等ウィキ的プロフィール

生年月日: 1978年12月16日 (年齢 42歳)
出生地: 神奈川県
配偶者: 未婚
日本の映画監督、脚本家。
学歴:東京大学文学部
東京芸術大学大学院映像研究科修了
●東京大学出身!
東京大学文学部在学中は映画研究会に所属
●映画助監督、テレビのADを経験
卒業後、映画の助監督やテレビ番組のアシスタントディレクター
●東京芸術大学大学院映像研究科に入学(2006年)
・『PASSION』(2008年、監督作品)修了制作展で上映&第9回東京フィルメックスのコンペティション部門に選出
●「東北記録映画三部作」の『なみのおと』『なみのこえ』『うたうひと』を制作
2011年から2013年にかけて、酒井耕との共同監督で東日本大震災以後の東北地方の人々を映した
●ENBUゼミナールの映像俳優コースで講義
卒業制作として二部構成の大作『親密さ』を監督(2012年)
●『ハッピーアワー』が第68回ロカルノ国際映画祭で国際コンペ部門の最優秀女優賞を受賞(2015年8月)(田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りら)
・2016年3月、芸術選奨新人賞受賞
・同5月には第25回日本映画批評家大賞選考委員特別賞を受賞
●『寝ても覚めても』で商業映画デビュー
2018年、柴崎友香の小説を映画化。第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品
(東出昌大と唐田えりかの不倫の方で有名になってしまいました)
●クラウドファンディング『ミニシアター・エイド基金』を立ち上げ(2020年)
・基金は目標の1億円を上回り、総額3億3102万5487円を集めた
・同活動は2020年度の日本映画ペンクラブ賞を受賞した
●『スパイの妻〈劇場版〉』(2020年公開)の脚本執筆に関わる
・第94回キネマ旬報ベストテンの脚本賞を受賞。
●『偶然と想像』が第71回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品される(2021年)
・最高賞次点にあたる審査員グランプリを受賞
・7本のストーリーにシリーズ化される予定
●『ドライブ・マイ・カー』でカンヌ脚本賞を受賞
村上春樹の短編映画を映画化。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画初となる脚本賞受賞。
濱口竜介監督は東大出身で子供の頃から勉強ができた
濱口竜介監督の経歴を見て一番に気になるのは
「東京大学出身」
というところです。
濱口竜介監督は子供の頃から勉強がよくできたのでしょうか?
調べて見ると、小学校の頃から勉強ができたとのこと。
父親の仕事の関係で2年ごとに転勤・引越しをしていたそうですが勉強ができる子とうわさされていたらしいです。
そして頭がいいのは濱口竜介さんだけでなく、兄弟・兄も頭が良かったようで兄弟揃って東大出身とのこと。
濱口さんは弟なので、2歳上の兄が東大に通っていたことで、自分もいけるに違いないと思ったそうです。
実際には東大受験は一浪しており、浪人時代は必死に勉強したそうです。
自分もいけるかもと、東大受験を余裕に考えていただけで、高三の時にバッチリ勉強していたら現役合格されていたかもしれませんね!
ちなみに「東京大学 文学部美学芸術学専修課程卒業」という経歴になるそうです。
濱口竜介監督は東京大学在学中は映画研究会に所属
東大にいてどうやって映画の道に親しんで行ったのか気になりますよね。
どうやら濱口竜介監督は東大にある「映画研究会」に所属していたそうです。
もともと映画に詳しかったわけではなく、周りが映画に詳しく、それに感化されてサークルに入ったそうです。
そうして映画の世界にのめり込んで行った濱口竜介監督は、自分が映画に興味が向いて行っていることを強く感じたため、映画を卒論のテーマに選べる「美學芸術学研究室」に入って、卒業したそうです。
自分の興味のフォーカスが基本的にほぼ映画だけに向いていくということを感じたので、美学芸術学研究室なら映画の勉強ができるのではないかと思い、進みました。
東京大学文学部インタビュー
映画の世界で活躍することをそうていして、フランス語やドイツ語を勉強したそうです。
カンヌのインタビューでは日本語で話していらっしゃいましたが、実際は話せるのかもしれません。
ADや映画助手を経験してから東京学芸大学の大学院に入学
東京大学を卒業してからは助監督や映像制作の仕事を経験し、
藤田一美先生に呼ばれ、「君は映画が撮りたいのか」という話になって、「そうです」「じゃ、どうするんだ?」「どうしたらいいか、ちょっとわからないんです」という話をしていたら、「僕が美学の卒業生で映画監督になった人間を知っているから、その人に紹介状を書いてあげる。助監督をやってみてはどうか」と、卒業後、助監督としてつかせてもらうということが決まった
東京大学文学部インタビュー
2006年、28歳の時に濱口竜介監督は東京学芸大学の大学院に入学されました。
助監督も2現場くらいでやめて、そのあとどうしようかなと思っていたときに、東京藝術大学大学院の映像研究科がちょうどできたので、結局、大学院に行くことになりました。ただ、それも第1期の試験は落ちているんです。僕、一回は落ちる、みたいなことをひたすら繰り返しているんです(笑)。
東京大学文学部インタビュー
今やカンヌで賞を取るほどの監督である濱口竜介監督ですが、助監督時代は上手くいかなかったようで、現場についていけず助監督もに現場でやめてしまったとのこと。
なるほど、映画界はなんだか現場が殺伐としていて大変そうですもんね。そういった空気感やスピード感などに合わなかったのかもしれません。ということは、濱口竜介監督の現場は、昔っからの慣習にとらわれない比較的進歩的な現場なのかもしれません。
濱口竜介監督は結婚してる?代表作は「寝ても覚めても」

濱口竜介監督は現在42歳。
あの、不倫で有名になってしまった映画「寝ても覚めても」の監督ということで、勝手にもう結婚されているかと思っていたら、どうやらまだ独身のようです。
もしかしたらこれから作品によく出演されている女優さんと結婚する可能性もありそうですよね。
ちなみに、「寝ても覚めても」の受賞の時は濱口竜介監督39歳。
ここで足を折られることなく、今回「ドライブ・マイ・カー」で監督をし、映画が脚本賞を受賞するという、快挙。東出昌大さんと唐田えりかさんの不倫に足を挫かれることもなく成功されて良かったです。
ご本人も東大のOBのインタビューで
僕、一回は落ちる、みたいなことをひたすら繰り返しているんです(笑)。
とおっしゃってましたので、これも一つジンクスが当たったということでしょうか・・・。
まとめ
以上、濱口竜介監督の経歴と作品について見てきましたがいかがでしたでしょうか?
【本記事のまとめ】
・濱口竜介監督は子供の頃から頭が良く、兄も自分も東大出。
・濱口竜介監督は東大卒業後、紹介で映画監督の助手になったが性に合わず2現場でやめ
・濱口竜介監督は28歳の頃に東京学芸大学の大学院に進み、映像研究科に入る。
・その後も脚本や監督として映像作品に関わる
・初の商業映画作品「寝ても覚めても」はカンヌに出品された
・2021年、「偶然と想像」でベルリン国際映画祭で審査員グランプリを受賞
・2021年、監督作品「ドライブ マイ カー」でカンヌにて脚本賞を受賞
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