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日本人なぜスケボーうまい?強い理由や秘訣!プロ選手&世界ランキングと競技説明【まとめ】

東京五輪&パラリンピック

こんにちは、DONです。

オリンピック新種目となったスケートボード(スケボー)、初の金メダルを男子パークでは堀米雄斗選手、女子パークでは西谷椛選手が金をとりましたね、そして中山楓奈選手が銅メダルをとりました。

まだ先にある
・男子パーク 7月5日
・女子パーク 7月4日
も日本人選手がメダルを取る確率が高いと言われています

スケボーといえばアメリカのストリートのスポーツということで日本人の真面目なイメージとあまり結びつかないのですが、実際大会では日本人が上位を占めているということで、

・なぜ日本人はスケボーがうまいのか?
・なぜ日本人がスケボーの大会で強いのか?
・世界の大会で活躍する日本人のスケボー選手と特徴
・日本人選手の世界ランク

・どうしたらスケボーで好成績を残せるか

についてリサーチしていきたいと思います!

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世界で活躍する日本人スケータと世界ランクや実績

YouTubeなどでスケボーの魅力やハウツーを発信し続けているSHIMONさんによると、

「日本はめちゃくちゃ強い」
先月行われたストリートの世界大会では男女共優勝
今年行われたパークの世界大会では女子1位3位

を取っているとのこと!!

世界世界ランキングで

男子ストリート】2位、3位、18位が日本
【女子ストリート】 3位、5位、11位、15位、18位が日本人

男子パーク】 22位と33位(日本人)
【女子パーク】 1位、2位、6位、7位、10位、15位(日本人)

と過去1年の大会でほとんどで日本人が入賞しているそうです。
以下にランキング紹介(2021年7月27日調べ https://theboardr.com/globalrank)
今後順位変動はあるかと思いますが
日本人選手の強さについてはこれを見れば伝わるかと思います。

スケートボードストリート:世界ランキング(日本人選手・男女混合)

選手の簡単なプロフィールも含めランキング紹介
長くなるので、先に進みたい方はここ↓をクリック
日本人はなぜスケボーがうまく、大会に強いのか

1/1/2021 to 12/31/2021

1位 堀米 雄斗(ほりごめ ゆうと)(所属はXFLAG)

1位堀米 雄斗JPN22M4,620$57,500 USD
https://theboardr.com/globalrank

2020年東京オリンピック、スケートボード男子ストリートの初代金メダリスト。
生年月日: 1999年1月7日 (年齢 22歳)
出生地: 東京都 江東区
身長: 170 cm
体重: 55 kg
住居: アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス
イベント: ストリートスタイル、 スケートボード

【2014年】 日本スケートボード協会(AJSA) – 年間グランドチャンピオン
【2015年】 日本スケートボード協会(AJSA) – 年間グランドチャンピオン
【2017年】 PHX AM 2017 – 2位
STREET LEAGUE SKATEBOARDING BACERONA – 3位
STREET LEAGUE SKATEBOARDING MUNICH – 2位
DEW TOUR 2017 – ストリート部門3位、チーム部門BLINDチーム優勝
OI STU OPEN 2017 – 優勝
【2018年】 DEW TOUR 2018 – 優勝
X-GAMES – 4位入賞
Street League WORLD TOUR London PRO OPEN – 優勝
Street League WORLD TOUR LOS ANGELES – 優勝
Street League WORLD TOUR Huntington Beach – 優勝
【2021年】 2020年東京オリンピック 男子ストリート – 金メダル

3位 名前 西矢椛(にしやもみじ)

3位Momiji NishiyaJPN13F3,880$20,000 USD
https://theboardr.com/globalrank

生年月日 2007年8月30日(13歳)
出身地 大阪出身
出身小学校 松原市立松原西小学校
インスタアカウント momiji_nishiya830

6位 西村碧莉(にしむら あおり)(木下グループ所属)

6位西村碧莉JPN19F2,770$40,000 USD
https://theboardr.com/globalrank
写真:AFP/アフロ

プロスケートボーダー。
生年月日: 2001年7月31日 (年齢 19歳)
出生地: 東京都
映画: Nike SB – Gizmo
2017年・日本選手権優勝
2017年・Xゲームズ優勝
2018年・Xゲームズ2位
2019年・世界選手権金メダル

7位 中山楓奈(なかやまふうな)

7位中山楓奈JPN0F2,690$4,000 USD
https://theboardr.com/globalrank

富山市出身スケートボーダー
龍谷富山高等学校在学中
デューツアーに参加
生年月日: 2003年 (年齢 18歳)
2019年第3回日本スケートボード選手権大会優勝
2021年世界選手権6位
2020年東京オリンピック銅メダル

白井 空良(しらい そら)(所属 ムラサキスポーツ)

18位Sora ShiraiJPN19M1,360$15,000 USD
https://theboardr.com/globalrank
ムラサキスポーツ 白井空良

出身地 神奈川県相模原市
生年月日2001年11月3日
出身校 光明学園相模原高等学校

2021年 Street World Championships 3位
2019年 Oi STU OPEN 優勝
2019年 X GAMES Minneapolis 3位
2019年 SLS LOSANGELES 6位
2019年 EW TOUR Long Beach 2位
2019年 ARK LEAGUE/SKATE ARK 優勝
2019年 Damn Am Japan 優勝
2019年 JAPAN OPEN 2位

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スケートボードパーク:世界ランキング(日本人選手・男女混合)

15位 四十住さくら(サクラ・ヨソズミ)(所属:ベンヌ)

15位Sakura YosozumiJPN19F780$35,000 USD
https://theboardr.com/globalrank
引用:文春オンライン 四十住さくら

生年月日: 2002年3月15日 (年齢 19歳)
出生地: 和歌山県
身長: 159 cm
体重: 52 kg
学歴: 和歌山・伊都中央高

兄の麗以八(れいや)さんの影響で、小学6年で競技開始。18年には日本選手権、種目に採用されたアジア大会、初開催となる世界選手権の3大会を制し、すべて「初代女王」
18年日本選手権優勝
18年アジア大会金メダル
18年世界選手権優勝

Xゲームとアジア大会に出場

16位 岡本 碧優(おかもと みすぐ)(所属 MKグループ)

16位Misugu OkamotoJPN15F760$9,000 USD
https://theboardr.com/globalrank
引用: Json Rodman 岡本 碧優

小学2年から競技を始める。小学6年から男子日本トップレベルの笹岡建介の岐阜市内の実家に下宿し、武器の「バックサイド540」を習得。中学3年生。

生年月日 2006/06/22
身長/体重 148cm/-
出身:愛知県

19年Xゲームズ優勝
19年世界選手権優勝

32位Kihana OgawaJPN20F410$2,000 USD
https://theboardr.com/globalrank
34位Kokona HirakiJPN12F380$3,000 USD
https://theboardr.com/globalrank

Female Street Rankings

Female Park Rankings

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日本人はなぜスケボーがうまく、大会に強いのか

ここまでで、改めて日本人選手が本当にスケボーの大会に強く、多くの日本人が成績を残していることがわかりました。

ではスケボーではなにが競われているのか、
大会は何で得点が出るのかなど、競技の特徴について見ていった上で、

なぜ日本人がスケボーに強いのか、スケボーがうまいのか、について見ていきたいとお見ます。

スケボーの大会で競技の説明(引用:オリンピック競技説明)

【ストリート】
道端のセクションをすべる(縁石、ハンドレール

街にある手すり、壁、ベンチを模したコースで行われるため、より繊細な技術が求められる。見る者の意表を突くような難易度の高い技が魅力

【パーク】
湾曲した斜面

くぼ地状の曲面を滑り上がって繰り出すスピード感あふれる空中技が見どころ。空中での姿勢や板をつかむ位置によって難易度が変わるのも面白い。

以下の動画はオリンピックでのスケボー競技の説明動画です!
これからまだ男女パークの試合があるので見ておくとより楽しめるかと思います!

なぜ日本人がスケボーで強いのか、なぜ得意で上手いのか

このことについて、YouTubeなどでスケボーの魅力やハウツーを発信し続けているSHIMONさんが解説していた動画がとても参考になりました。

以下シモンさんの動画内容を要約しまとめると以下が日本人がスケボーの大会で強い理由としてあげられています。

①日本人の真面目で器用で職人気質な国民性がスケボーの大会に合致
②スケボーは個人が技で競う競技のため、身体的に有利不利がない
③ストリートのスケボーが評価される土台がないため、大会で評価されるしかないことにより、最初から大会を目指す選手が多い(よって大会に強い)

①日本人の真面目で器用で職人気質な国民性がスケボーの大会に合致

スケボーでは繊細な技を高い成効率で見せることが必要。

・日本人の国民性として、まじめ、器用、職人気質な側面が功を奏している。
・海外のスケーターよりも日本人は基礎を大事にしている。
・基礎がしっかりしていることでスケートの成功率が上がるため、日本人の真面目な性格により何度もなんども繰り返し基礎を習得し、高い成功率を上げることができている。
・元来繊細で器用で職人気質な日本人の性質があるため、高難易度の技も何万回も練習し、成功させている。

ということで、日本人の真面目な性格や突き詰める職人的な性質がスケートボードにあっているようです。

オリンピックの試合を見ていても、一見見た目では外人選手の大きな体でダイナミックに繰り広げるパフォーマンスの方が花があって目立ちましたが、やっていることや成功率は日本人選手の方が高いということなのでしょう。

こつこつチャレンジすることがスケボーでの成功の一つでもあるようです。
そしてトライアンドエラーを繰り返し、自分のパフォーマンスの向上に努める真面目さと向上心が日本人にあっているようです。

それは堀米選手のエピソードからも垣間見得ます。

実力をめきめきと伸ばした堀米選手は、9歳頃には空中で1回転半する大技を成功させるように。龍野さんは「いつも明るくスケボーを楽しんでいたけれど、根性があって技を決めるまで何度も練習していた」と成長ぶりに目を細める。

https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210726-OYT1T50106/

競い方に身体的なアドバンテージがない

シモンさんによると、他の競技でも体操やフィギアスケートなど、繊細な技を個人で行う種目については日本人は強いとのこと。

たしかに、他の外国選手と体格では叶わないことなども、個人種目で技重視の種目ならば日本人が好成績を取っている気がしますね。

日本人は基礎を一番真面目に練習している。基礎がしっかりしていると成功率が高い

種目の内容としても、「ラン」という45秒の間自由に技を繰り広げ、走行における難易度やスタイルを評価する種目がありますが、それについていうと、日本人は高難易度の技を高精度でこなすだけでなく、ランの内容もバランスが良く、見せる際の構成力の高さも抜群だそうです。

そして、「ベストトリック 」と呼ばれる「一個やばい技を決める難易度や綺麗さで得点をつける」競技でも日本人の成績は高いそうです。

③ストリート文化がないが故に大会が重視されており、大会で強い!

オリンピックでのスケボーの日本人選手の活躍に際し、テレビでもよくゆわれるコメントが

「日本はまだまだスケボーの環境が整っていないのになぜですかね!」ということ。

それについてシモンさんも

「日本の環境としてはスケートーパークの場所は公共のものも全部合わせて全国で200ちょっとしかない、それに対しアメリカは公共だけで2800以上ある」

確かに物理的な環境は良くない。ということを仰ると共に、アメリカでのスケボーと日本のスケボー文化の違いが逆に大会での好成績の功を奏しているとおっしゃってました。

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【アメリカにおけるスケボー文化】

【アメリカにおけるスケボー文化】

・ストリートの文化
・社会のアンチテーゼとして生まれた
・トッププロでも大会に出てない人がたくさんいる
・ストリートでは自分の技を一本の映像にして作品にして出すという人が多く、それで成功する人が多い。

どちらかというと、アーティスト的存在なのでしょうか。
プロのスポーツ競技というよりも、スケートという文化における著名人として成り立つという感じででしょうか。

それに対し日本でのスケボーはどのような背景や立ち位置があるのでしょうか。

【日本におけるスケボー】

【日本におけるスケボー】

・日本ではスケボーがストリートとして根付いてない。
・そのため日本では大会で勝つことがスケボーでの成功となる

・シンプルに大会メインで練習している人が多い。
・10代のスケーターが多いが最初から大会を目指している人が多い
・大会のために練習した人が多く大会慣れしている。

堀米選手を例にとると、
小さい頃から才覚を表していた堀米選手も、アメリカでプロになりたいといっていたそうで
小さい頃から大人たちにサポートされながらスケボーの英才教育を受けていたそうです。

しかしながらスケボーの根本はストリートのスポーツであるということ。

堀米選手の父も、コンテストのためだけのスケボーではなく、仲間と切磋琢磨しながら取り組む事も大切にしてきたとのこと。

堀米選手がアメリカで成功し、世界で通用する選手になった背景には、日本人特有の真面目さや根性だけでなく、スケボーをストリートのスポーツとして楽しむ両方があったからかもしれませんね!

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まとめ

どうしても日本人は体格的には小柄でパワーに欠けるところがありますが、スケボーというかっこいい競技で、日本人が活躍しているのを見ると、夢が湧きますね!

ハンディを技や努力や思考で補うだけの真の強さや粘り強さがあることが素晴らしい結果をもたらすことがよくわかりました。

自国の文化や自国初のスポーツではないですが、スケボーというスポーツの精神でもネイティブと変わらぬものが持てたらものすごくいいですよね。

ということで本記事のまとめをいたします。

この記事のでわかったことのポイント

・日本人選手はスケボーで世界ランキング上位を占めている
・なぜ日本人がスケボーで好成績を出すのか
   ・真面目で職人気質な性格が繊細な技を高確率で成功させる元となっているから
   ・個人種目かつ技を競い合う競技のため努力で好成績が出せるから
   ・個人の体格にあった技で勝負できるから

   ・日本人にとってのスケボーはストリートでの評価ではない
   ・そのため日本人は大会で評価されることが目標となっている
   ・よって日本人は大会に強い

以上がまとめとなります!

最後までお読みいただきありがとうございます!

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