こんにちは、ツイッター出身の料理研究家リュウジさんってご存知ですか?
ツイッターのフォロワー数は180万人強
Youtubeの登録者数は190万人を超えており、動画再生回数は2億回を超える…
フォロワー数が異常に多い料理研究家として話題です。
今ではテレビやメディアで取り上げられたり有名人とコラボも多いリュウジさんですが、有名になったきっかけはツイッターでバズったことだというから驚きです。
リュウジさんはどうして成功したのか?元々の経歴や生い立ち、なぜバズったのかなど気になりますよね。
このブログでは以下について述べていきます。
・料理研究家リュウジのバズったネタ(投稿)は何?
・料理研究家リュウジはなぜそんなにバズったの?(フォロワー数増の経緯)
・料理研究家リュウジの経歴と実績(年収)
・料理研究家リュウジの人生(生い立ちや職歴)
・料理研究家リュウジさんはなぜ成功したの?
料理研究家リュウジのプロフと実績
【本名】菅澤 竜士(すがさわ りゅうじ)
【出身】千葉県千葉市
【生年月日】1986年5月2日
・幼いころ両親が離婚、母に育てられる(父親の顔はおぼろげ)
・オンラインゲームにはまって高校を中退
・18歳で家を出る
リュウジさんが初めて人のために作った料理はお母さんのために作った「鶏ムネ肉のソテー」だったそう。ネットでレシピを見て料理をしたそうです。お金がなかったので安い鶏ムネ肉のメニューだったけれど母が喜んでくれたことが嬉しかったそうです。リュウジさんが今レシピをネットで公開しているのもこの時の経験が原体験かもしれないと語っています。
そんなリュウジさんの現在の活躍がわかる実績はこちら(2021年5月)
・ツイッター184万人超え
・チャンネル登録者数191万人
・YouTubeの動画再生回数は2億回を突破
I・nstagram登録111万人
・TikTok登録5万人 総フォロワー約490万人
・レシピ本は13冊、累計90万部を超える。
現在の年収の予想となる情報はこちら(アエラ増刊『AERA Money 2021春号』より)
2018年まで介護の仕事の時は年収300万円年収だったが現在年収は数十倍に。
自分の会社からもらっている役員報酬は、会社員時代と同じ300万円
ゲームの引きこもりで高校も中退したリュウジさんが現在の成功を掴んだ経緯が気になりますよね。まずは18歳で家を出てからの職歴を見ていきましょう!
料理研究家リュウジの異色の経歴とは?学歴と職歴まとめ
2004年…18歳で家を出てアルバイト生活
18歳で家を出たリュウジさんはいろんなアルバイトをされたようです。その当時は月収9万円ほどで、必然的に自炊を工夫する力がついたそうです。
2011年…ホテル勤め→イタリア料理店→介護施設&11月にツイッター開始
・25歳の時に震災でホテル勤めをやめることに
千葉県内のホテルに4年勤めたそうですが2011年の東日本大震災のあと、閉鎖されてしまったそうです。
・3ヶ月イタリア料理店で働く
震災でホテルが閉鎖された後、リュウジさんは料理が好きだったことから料理人を目指してイタリア料理店に入ります。そこでのリュウジさんへの評価はたかくて1ヶ月で給料が5万円も上がったそうです。ですが、朝9時出社、帰りは翌日を回り、休みは月3回。同じ料理ばかり作る毎日で、料理をすることが嫌いになってしまう!とイタリア料理店を3ヶ月でやめます。
・その後介護施設に勤務し、ツイッターを開始
料理は好きだけどどうすればいいのか、もんもんとしていたリュウジさんは、高齢者向け住宅でコンシェルジュの仕事につきました。当時死んだ目をしていたというリュウジさんですが、料理好きを生かして「ナイトクラブ」で施設の利用者向けに料理を振舞うことに。この体験がリュウジさんの料理研究家としてのバックグラウンドとなっているそうです。
2011年の秋からツイッターにレシピ投稿をしだしたリュウジさんはそれから7年も介護施設で働きながら地道に料理研究を続けていました。
ちなみに当時働いていた介護施設では、いくら料理や会話で利用者様を喜ばせても評価は上がらず年収は上がらなかったそうです。それもわかる気がします。リュウジさんは本来の事務仕事はあまりできなかったそうですから。(重要と思っていなかったので本人があえて真剣に取り組んでいなかったそうです)
2017年〜ツイッターでのバズりをきっかけに料理研究家として活躍していく
ツイッターで初めてバズった時もまだ介護施設で勤めていたそうですが、地道に投稿していたツイッターがバズったことで、料理研究家として注目されるようになったそうです。
それからのリュウジさんの経歴、成功の経緯がめざましい!それまで介護施設で働きながら地道にレシピを考案し発信してきた成果が一気に花開いていきます。
・2018年…7年勤めてきた介護施設をやめる
・2018年11月30日…Youtubeチャンネルを開設。
・2019年6月…株式会社バズレシピ設立
・2019年10月…Twitterフォロワー数100万人突破
・2020年5月…バズレシピ.comを開設
このようにツイッターで成功のきっかけを掴んだリュウジさんですが、実際リュウジさんの何がバズったのか、ツイッターでのバズりの経緯を見ていきましょう!
料理研究家リュウジのツイッターでのバズり経緯
料理研究家リュウジさんは「ツイッター出身」とご自分でもおっしゃっており、実際、リュウジさんはバズる前から地道にツイッター投稿をされていました。
ツイッターを始めたのは2011年の11月、10年も前からやっていたんですね!
(リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ)
最初のバズりは「大根のから揚げ」で、このレシピが料理研究家として名前を売るきっかけとなったそうです。
「大根のから揚げに賭けてバズらせようと思ったわけではないのに、驚くほど反応がありましたね。ツイッターのフォロワーが100人から一気に2000人、3000人と増えていきました」
2度目のバズりは「ペッパーチーズ枝豆」で、フォロワーは5000人に増え
バズりの極め付けとなったのは「無限キャベツ」ではあっという間に「いいね」が10万件を超え、フォロワーは1万人になったとのこと。
ツイッターのフォロワーが増えていくにつれ、レシピ考案もより戦略的になっていったとのことですが、最初にバズったレシピは意外にもバズりを期待して作ったわけではなかったととのこと。
リュウジさんはむしろ、ツイッターでのバズりをきっかけにしてご自分のアイデアと思考でステップアップしていったようです。
料理研究家リュウジの自己プロデュース力がすごい
リュウジさんはツイッターでフォロワー数が増えていく中で、料理研究家としての肩書きや実績のない自分の強みを「フォロワー数」で表していくことにしたそうです。
それも、日本人が人を肩書きで判断する傾向があるからとのこと。肩書きのない自分にとって「フォロワー数が異常に多い料理研究家」というのが肩書きになると判断したのです。
リュウジさんは市場の特性を掴むことに長けているのですね!そして弱者の戦い方を知っている感じもしてすごいです。ツイッターでバズることによって自分にあるものとないものがはっきりしてきたのでしょうね!実行してきたからこそ生まれたチャンスと発想!「否定するのは作らない側の人」という発言と通じるものがあります。
しかも、フォロワー数を着実に伸ばしていったあとにはレシピのブランド化を見据えてレシピ考案をするなど、自身の状況や段階を生かしてステップアップしていく自己プロデュース力の高さを感じます。
あえて大げさなキャッチコピーをつけることで目を引き、そこで実際に作って「うまい!」となるレシピを考案するというリュウジさん。人が食いつくタイトルと実際のうまさ…実際誰が作ってもうまい!となるレシピを考案することに勝負をかけているようです。すごい男気!
そんなリュウジさんの勝負の仕方にはリュウジさんがおじいさんから学んだことが深く関係しているそうです。
料理研究家リュウジの成功に影響を与えた祖父
リュウジさんには大好きだったおじいさんがいるそうで、そのおじいさんがいった言葉が今のリュウジさんを作っているようです。
大げさなキャッチコピーをつけるようになったのは祖父の言葉も影響している。「大好きだった祖父に、人間はハッタリがすべてだから、お前もどんどんハッタリをかましなさいと言われて育ちました。」子どもの頃はよく理解できませんでしたが、今ならわかります。自分を大きく見せないと、そもそも誰も見てくれない。大きく見せてからが勝負です。
アエラ増刊『AERA Money 2021春号』より
そんな勝負の仕方をしているがこそ、実力がさらについていったのでしょうね
ハッタリかましてからの努力…ハッタリに自分の実力を合わせていく、というスタイルにめっちゃストイックさを感じます。有言実行の追い込み型ですね!
まずハッタリ、そこからがんばるという戦略はいろいろな場面で応用が利くと思います
アエラ増刊『AERA Money 2021春号』より
料理だけでなく人柄や努力にも惹かれるものがあります!!
料理研究家リュウジがバズるには訳があった!
そんなリュウジさんの活躍ですが、ハッタリの戦略だけでなく、誰かのためにいいものを作る気持ちと人が求めるものを作るセンスを持っている方だと分かるのが高齢者住宅でのエピソードです。
高齢者住宅でリュウジさんの料理が人気にった背景にはしっかりと市場のニーズをキャッチする力があったのです。
リュウジさんが高齢者住宅で働いていた時のエピソードから、リュウジさんがツイッターでバズる背景にある考え方やレシピ考案のセンスをみていきましょう!
高齢者住宅で働いている時からバズりのセンスを持っていた
リュウジさんは高齢者住宅で働いている時から需要をキャッチすることの大切さや、需要の傾向ををデータ化する力がありました。リュウジさんが「料理研究家はアーティストではなくエンジニアに近い」と言っていたのがわかる気がします。
実際リュウジさんが高齢者住宅で大受けのメニューを作れた背景には「相手の求めるものが何か」「そこに何があるから受けがいいのか」など需要と人気の本質をリサーチして組み立てる力があることがわかります。
・まず問題点を見つける…食事が美味しくない
・問題を解決するための提案をする…入居者の満足度をアップのため月1回、ディナーの日を設けメニューを採用してほしいともちかける
・ターゲットの好み(どこの店の何が好きか)をヒアリング
・ヒアリングの結果何から需要を抽出する…近所のコンビニで売っている濃い味の弁当がナンバーワンだった→『濃いめ』に寄せれば受けがいい(たまの「おいしい」満足感も必要)
・リサーチと分析の結果にもとづいてメニューを考案
特におでんの汁の味が好評だった。「年をとると若いときに比べて足腰が弱っていきますが、味覚も鈍くなっていくようです。実は高齢者ほどパンチの利いた味つけを好み、おいしいと思ってもらえる傾向があります。だからおでんの汁も、だしと塩分をビシッと利かせたものに仕上げました。大好評だったのは、狙い通りです」
すごーく、商売のセンスがある方だと思いませんか?
というよりも、世の中の人の役に立つことをするという視点がありますよね。見習いたいです。
商売商売している以前に、「人の役に立つ=人が喜ぶこと」を生み出してらっしゃる方なんだなと…。
まとめ
いかがでしたか?
料理研究家リュウジさんの目覚ましい活躍と、戦い方・・見てきた中で学ぶことがたくさんありました。リュウジさんのレシピが多くの方の役に立ち、美味しいと喜ばれていること、人から受けていることの背景にあるものを見てきた中で印象深いのは
リュウジさんは自分が好きなことや、人の役に立つ大事なことしかしていない!ということです。
高齢者住宅での働き方も、ブラックなイタリア料理店を3ヶ月でやめた訳にも、本当に自分を世の中に活かすためのことしかしていない感じがしてすごいなと。一般的で平均的に働くのは向いていない(あえてしない)のかもしれませんが、そんなリュウジさんが7年も介護施設で働きながら自分の技や自分の好きなことを続けてきたことにも感銘をうけました。
私はリュウジさんの人生の歩みや大事にしていることや生き方から、明日を前向きに積極的に生きる元気をもらいました!
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