9月30日(木)放送の「昼めし旅」で丹後の郷土料理の「うご」が紹介されていましたね!
見た目はまるでこんにゃくのようですが、一体どんな味でどんな食感なのでしょう??
紅海草から作られているとのことで、明らかに体に良さそう!
一体どんな栄養素や健康への良い効果があるのでしょう??
ということで、今回は気になる「うご」について、
- 『うご』のお味や食感
- 『うご』のオススメの食べ方
- 『うご』の購入方法(お取り寄せや販売店の情報)などを
しっかりご紹介したいと思います!
『うご』って何?

『うご』=エゴノリ(磯の潮間帯の岩上や他の海藻上に生える食用の海藻)
(エゴノリは宮津の江尻から丹後町の宇川にかけて利用されています。)

うごは、丹後の郷土料理で、祝い事や仏事には欠かせない料理だそうですよ!
うご(エゴノリ)は豊作の時と凶作の時との差が激しいそうで、昔からたくさん収穫できたときに乾燥させ保存しておき、ところてんみたいに煮詰めて寒天状にして食べたそうです!

うごは伝統的な保存食だったんですね!
生活に根付いた保存食であるため、調理には家庭の個性が出るようで、作る人によって食感や風味が微妙に違うそうです。販売されているものも、食べ比べたら面白いかもしれませんね!(手作りこんにゃくも食感や味に個性がありますもんね!)
「うご」はエゴノリというホンダワラ類に巻き付いて着生する海藻を、天日乾燥をしたあと、煮出して、冷まして固めたものです。ホンダワラが切れる6月下旬~7月下旬頃、褐色をした糸状の海藻が浜辺に打ち上げられているのをよく見かけます。
https://www.marinetopia.jp/hotnews/roman.htm
『うご』の原材料・栄養素・健康への良い側面
うごは、寒天に混ぜられたり、のりの原料などとして使われるそうです。
ところてんと似ているようですが、ところてんと違うところは、煮出した海藻を濾さないところとのこと。
うごも、ところてんと同じく、健康食品として注目を浴びているようです。
特にミネラルが豊富で美容によいとのこと!
・「寒天の混和物」や「のりの原料」としても利用されている
・うごは天然健康素材でもあり健康食品としても注目を浴びている食材
・ミネラル豊富で美容食品としても注目の食材です
ちなみに九州では「おきうと」、新潟では「えご」とよばれ、丹後の「うご」と同じく郷土料理として食されているそうです!
『うご』のお味や食感、美味しい食べ方
ではうごの美味しい食し方についてみていきましょう!
『うご』のお味や食感

『うご』の食感は、ところてんのようにつるんとしたものではなく、またこんにゃくとも違うようで、「モッテリ」とした食感だそうです。
味はあっさりしており、ところてんみたいに濾過をしないので、作る人によって美味しさも変わるそうですし、海藻の歯ごたえも残っているそうです。
冷やして食べると、夏バテの時でも美味しく食べられそうですね!ミネラルも豊富なので、いいかもしれません!
『うご』の美味しい食べ方・料理法

うごのオススメの食べ方は
・冷やして短冊状に切り、わさび醤油、または生姜醤油、酢味噌で食べる
・白和えにして食べる
・ゆでた小松菜といっしょにすりごまで戴く
などの食べ方があるそうです。地元ではもっぱらショウガ醤油で食べたり、白和えにしたりして食べられているそうです。日本酒のつまみにも良さそうです!
(にんにく醤油で食べると美味しいという情報もありました!美味しいお醤油で食べるとよさそうですね!)
『うご』の購入方法(お取り寄せや販売店)

・地元の魚屋やスーパーで売られている
・インターネットでは楽天で売られている(このページ)
「うご」は調べたところ、なかなか稀少性の高いもののようです。
まずインターネットでのお取り寄せですと楽天で売られています。
賞味期限 | 冷蔵/3日 |
---|---|
保存方法 | 冷蔵保存 |
製造者 | 株式会社 やまいち 橋立やまいち |
直接店頭で買う場合は、丹後のスーパーや魚屋さんに行くと買えるようです。
丹後のスーパーではトコロテンとならんで、茶色いコンニャクのような塊で売られているそうです。
けれども多く出回っているわけではないようで、滅多に買うことはできないかも・・もし旅行や行き先で見つけたらぜひ購入してみてください!
ちなみに、インターネットでも販売している「やまいち」さんは店舗があります。
直接行く場合は事前に連絡すれば「うご」が買えるかわかるかと思います。

株式会社やまいち丹後の鮮魚屋橋立やまいち〒629-2233
京都府宮津市字溝尻324-1TEL.0772-27-1846
FAX.0772-27-1852tango@hashidate-yamaichi.com【営業時間】8:30~17:30まで
まとめ「うごの調理法」
ということで、今回は昼めし旅で紹介されていた丹後の郷土料理「うご」についてご紹介しました!
加工された「うご」の入手はなかなか難しそうですが、原材料の「エゴノリ」を購入して自分で作るのもアリですね!
ちなみにつくり方はこちら!
「うご」をご自宅で作る!「うごの調理法」
- 天日に干しされたうごの異物を取り除く(2~3年乾燥保存させたうごが美味しいらしい)
- うごを煮溶かす
- バットなどに入れて冷まして固める
(「うご」はそのまま固めるので、繊維状の海草が残り、少しザラザラとした食感がある。)

乾燥したエゴノリには小さな貝等が大量に付着しているので、調理する前にこれらを木槌で叩いて落とし、水できれいに洗います。エゴノリをお湯で煮溶かし、煮汁を冷却すること「うご」ができます。
コメント